ウレタンウレア樹脂を用いた、塗るだけの施工でコンクリートはく落(剥落)防止。安全な日本に:Q-R工法協会

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工法紹介

タフガードQ‐R工法の特長

工期、工程を短縮

乾燥時間がわずか2時間(23℃)の超速乾システムで、低温時の硬化性も速いのが特長です。さらに、ガラスクロスなどの補強層工程が不要なため、省工程になり工期を大幅に短縮できます。

高い防食性能

高い弾性(伸張率45%)により素地クラックによく追従します。また、衝撃性・耐摩耗性にもすぐれており、塩害、凍害、中性化、アルカリ骨材反応などの防止に高い性能を発揮します。

すぐれた施工性

省工程・超速乾システムにより、高所作業車での施工効率を大幅に向上します。こてによる施工での、狭隘部の作業性にもすぐれます。

環境配慮仕様

環境にやさしい無溶剤塗料を使用しています。また、こてによる施工のためダスト飛散がありません。

コストダウン

補強層工程カットによる省工程と超速硬化により、作業工数の低減を図ることができます。これにより、共通仮設費の低減などコストパフォーマンスが期待できます。

責任施工による高品質の提供

タフガードQ‐R工法の施工は、すべて責任施工で行います。このため、一定の高い品質を確保できるため、施工品質の向上に貢献できます。

国土交通省 新技術情報提供システム:登録No. KK-040054-V、タフガードQ‐R工法の詳細を国土交通省のウェブサイトでご覧いただくことができます。

標準仕様

工程 商品名
(一般名称)
標準使用量
(kg/m2
膜厚
(μm)
塗付方法 塗り重ね可能時間
(23℃)
素地調整 ※1 タフガードEWフィラー
(エポキシ系ポリマーセメントモルタル)
1.0〜2.0 - こて 16時間以上〜14日以内
プライマー タフガードR-Wプライマー
(エポキシ樹脂系水性ウレタンプライマー)
0.04 - はけ・ローラー 2時間以上〜5日以内
中塗り タフガードQ-R
(ウレタン/ウレア樹脂系塗料中塗)
1.4 1,000 こて・へら 2時間以上〜3日以内
上塗り タフガードUD上塗 ※2
(柔軟形ポリウレタン樹脂塗料上塗)
0.12 30 はけ・ローラー
※1
コンクリートの状況により、下地処理及び断面修復などが必要になります。又、フィラーの使用量が大幅に変動します。
※2
上塗りには柔軟形ふっ素樹脂塗料(タフガードFD上塗)も可能です。

タフガードQ‐R工法の最短工程

施工前

素地調整

コンクリート表面調整のためのケレン作業完了後、タフガードEWフィラーをこてで塗工します。欠損、段差や鉄筋腐食部などに対しては、事前に復旧処置が必要です。

プライマー工程

付着性を確保するために、タフガードR‐Wプライマーをフィラー施工後16時間以上14日以内に、はけ・ローラーなどで塗装します。

中塗り工程

タフガードQ‐Rをプライマー施工後2時間以上5日以内に、こて・へらなどを併用し、スケや膜厚のバラツキがでないように塗工します。

上塗り工程

タフガードUD上塗を、均一に塗布し仕上げ塗装を行います。タフガードウレタンシンナーで希釈し、中塗り施工後2時間以上3日以内にローラー・はけなどで塗装します。

完了

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